セミナー「アンソレーナさんと“スラム改善”を語ろう!」2018

アンソレーナさんと

“スラム改善”を語ろう!


    ~2018年度セミナー~

 

 世界の不平等が最も顕著に表れているのがスラム街です。何億もの人々が、人間らしく生きるために必要な住まいや水さえも得ることが困難な状況下で暮らしています。近年多くの国で、住宅や水道などのサービスの商品化が進み、貧しい人々にとってますます手の届かないものになっています。
 今年度のセミナーでは、こうした状況を改善するために何百万もの都市貧困者が取り組んでいる、最近の闘いの一端をご紹介します。

日 程 国 / 地域
4/23(月) エクアドル Hogar de Cristo

20万のホームレス世帯のために低コストの竹の家を建て、人々は段階的に支払う。
支払い不能の人は無償で。
その他子どもの教育、収入を増やすための活動など。

5/21(月) ウルグアイ FUCVAM
     Federación Uruguaya de Cooperativas de Vivienda por Ayuda Mutua
家を建てたい低賃金労働者が協同組合を作って、政府から融資を得る。
融資額の15%に相当する相互扶助建設を行う。
住民は家に住み続ける権利を得るが、売却することはできない。(受益者2万世帯以上)

6/25(月) 「国際スラム居住者連盟:SDI」
     Slum Dweller International (32ヵ国)
SDIは世界最大ともいえるスラム住民組織である。
活動は貯蓄、スラムの実態調査、スラム改善、政府との交渉、など。
SDIの新しい活動方針(2017年)

7/23(月) “国連人間居住会議III” “世界都市フォーラム”

2016年10月、エクアドルの首都キトで“国連人間居住会議Ⅲ”が開かれ、都市貧困の改善には、スラム住民の参加が必要であることを確認した。(167ヵ国参加)
それを実現するために“世界都市フォーラム”が今年2月マレーシアで開催された。
南アフリカの試み。“Know Your City”


講師 ホルヘ アンソレーナ

毎年、世界各地のスラムの貧困者を訪ねて交流し、
居住環境の改善と、住民が自立するための支援を続ける。
1994年マグサイサイ賞国際理解部門受賞
日本建築学会会員、イエズス会司祭

時 間 18 : 30 ~ 20 : 00
会 場  岐部ホール 4階 404 … JR・地下鉄「四ツ谷駅」すぐ
          【アクセスはこちら】
参加費 無料。会場での寄付歓迎(申込不要)
連絡先 ℡ 03-5215-1844
主 催 イエズス会社会司牧センター

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