アンソレーナさんと
“スラム改善”を語ろう!
~2015年度セミナー~
近年、途上国のスラム改善のための、政府や民間機関の援助は減少傾向にあり、支援を受けるには、詳細なレポートの提出が求められる。そうした状況下で、多くの貧困者組織はさまざまな可能性を模索している。その中でいくつかの貧困者組織は、NGOや専門家グループから、技術的経済的アドバイスを受けながら、組織の向上をはかり、政府の支援を取り付けている。
この一年も世界各地で、自分の目で見てきたアンソレーナさんが、スラム改善プロジェクトをご紹介します。
皆さん、振るってご参加ください!
日 程 | 国 / 地域 |
4/27(月) | 南アフリカ *CORCの若い専門家は「国際貧困者連合:SDI」のコミュニティ活動を強化。 *住宅大臣はSDIのスラムアップグレードをバックアップ。 *MOU(合意覚書)契約によって連合と地方自治体が行う共同作業の例。 CORC: Community Organization Resource Center SDI: Slum Dweller International MOU: Memorandum of Understanding |
5/25(月) | ナミビア *アフリカで最初に貧困者連合を設立。 *政府と連合のパートナーシップによる“共に建てようプログラム”。 *「ナミビア貧困者連合」の自立性。 |
6/22(月) | カンボジア *ACHRの仲立ちでCDFは政府とMOU契約を結び住宅改善を実施。 *CANCAMの若い建築家はスラム改善に意欲的に取り組んでいる。 *2014年のCANCAMの活動。 ACHR: Asian Coalition for Housing Right CDF: Cambodia Development Fund CANCAM: Community Architect Network in Cambodia |
7/13(月) | フィリピン *CMP:コミュニテイ抵当プログラム(政府機関)。 *CMPは27年前貧困者に初めて土地購入のためのローンを提供。 *2014年までのCMPの歩み。 *これまで30万世帯が恩恵を受けている。 *NPOのリーダーが会長になり貧困対策に拍車がかかる。 *最近の災害救援活動。 CMP: Community Mortgage Program |
講師 ホルヘ アンソレーナ
世界各地のスラムの貧困者を訪ねて交流し、居住環境改善と住民の自立を支援。
SELAVIP(ラテンアメリカ アジア住居奉仕団)代表。
1994 年マグサイサイ賞国際理解部門受賞。
日本建築学会会員。イエズス会司祭。
時 間 18:30~20:00
会 場 岐部ホール 4階 404…JR・地下鉄「四ツ谷駅」すぐ
参加費 無料。会場での寄付歓迎(申込不要)
連絡先 ℡ 03-5215-1844
主 催 イエズス会社会司牧センター