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イエズス会社会司牧センター・東京 |
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1995年の第34総会は、いくつかの密接に関連しあった洞察を示しています。第一に、イエズス会はすでに、私たちのミッションを実践するにあたって、ネットワーキングを促すだけでなく、要求さえするような仕方で建てられ、組織づくられているということ(第34総会、第21教令、13)。第二に、イエズス会が国際的(あるいは“普遍的”)な体であるにもかかわらず、その可能性を十分に生かし切れていないということ(第34総会、第21教令、5)。第三に、イエズス会におけるネットワーキングの発展は、容易に予測されるものではなく、試行錯誤を通じてのみ進められるが、すでに体験が積み重ねられ、その振り返りがなされているということです(第34総会、第21教令、14)。 ネットワーキングというテーマは、2000年にロヨラで開かれた管区長会議でとりあげられ、社会正義秘書が、ネットワーキングの現状を調査し、行動の仕方を提案する任務を与えられました。社会正義秘書の第一次草案は、2001年に管区長会議のモデラトールに示され、第二次修正案が2002年9月のモデラトール会議に示されました。そして今日、私は皆様がたに、この『社会分野におけるイエズス会ネットワーキングの指針』をお送りすることができて幸いです。 |
ネットワークが流動的で変わりやすいのは確かだが、その半面、ネットワークとイエズス会の典型的な仕事との間には、多くの共通点もある。だから、ネットワークは一見、とても目新しいように映るが、実はそれほどでもない。大切なことは、ネットワークの有効性を考察したり、優先順位を設定したり、資源を配分したり、どんなステップにせよ踏み出すことを考える際に、有効なデータを集めることだ。この指針はまさに、その見本を示そうとしている。つまり、イエズス会員に割合よく知られている規準を、まるで新奇なものに見えるネットワークの現状に適用するのである。 ネットワークの中には、未成熟なものもあり、「いったい、そんなものを試してみる価値があるのだろうか?」と疑問を持つ人もいるだろう。他方、それとは反対に、実際に何年もネットワークで活動して、時間と資源を割いた末に、こんな疑問を持つ人もいるだろう。「このネットワークは、使徒職的な可能性を、十分に実現しているだろうか? もし、実現していないとすれば、いったいどう変えればいいのだろうか?」 |
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ネットワークは時に、コミュニケーションや情報交換、分かち合いのための、より手軽な仕組みに映る。あるいは、任務や場所の制約を越えた共同の働きと映るかもしれない。一見すると、ネットワークは至るところで自然発生しており、コントロールしたり制限したりする必要があるように思われるかもしれない。だが、よくよく見れば、ネットワークを創り出し、維持するためには、多大なエネルギーと創造性、働き、善意、そして祈りが必要だ。同時に、人材や資金、事務所などのインフラも必要だ。 ネットワークはこうして、イエズス会の他の働きと共通点がある。つまり、イエズス会の他の使徒職においても、新たな仕事を創り出すために、イエズス会員の創造性が絶え間なく求められている。新たな仕事を「創り出し、維持するためには、多大なエネルギーと創造性、働き、善意そして祈りが必要であり、同時に人材や資金、インフラも必要だ」。そうした「投資」を決定するためには、まず、現状評価のうちに見直し(エクサーメン)、計画において識別しなければならない。 |
☆EUROJESS(ヨーロッパ・イエズス会社会科学者ネットワーク) -社会使徒職という枠組みの中で社会問題を考察するのが専門の、ヨーロッパのイエズス会組織や(ヨーロッパに住んでいる)イエズス会員の間で、コンタクトや定期的な情報交換の機会を持ち、協力を促すこと。 -イエズス会の他の分野の同様な組織や、世界の他の地域で同様な問題を扱っているイエズス会員との関係を育てること。 ☆GEC(グローバル経済・文化ネットワーク) ウェブは<www.georgetown.edu> |
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☆IJND(開発のためのイエズス会国際ネットワーク ☆IPC(国際人口ネットワーク) |
☆イエズス会エコロジー・ネットワーク ☆先住民族の間で働くイエズス会員のネットワーク ラテンアメリカ/インディヘナの司牧と連帯 東アジア/JCIM(先住民族へのミニストリに携わるイエズス会員のコンパニオン) |
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☆JRS(イエズス会難民サービス) ☆MOSJ(イエズス会労働者ミッション) ☆RED-ラテンアメリカ開発プロジェクト ☆<sjsocial>と<alsocial> |
☆社会使徒職コーディネーター
参考までに、以下に社会使徒職の地域グループと、それぞれのコーディネーターを挙げる。 ☆アフリカ・マダガスカルのコーディネーターが1994年からミーティングを始めた。Muhigirwa Ferdinand SJ(ACE) ☆ラテンアメリカ社会使徒職が1991年以来、毎年ミーティングを始め、現在ではCPALとは別個に集まっている。Ricardo Antoncich SJ(PER) ☆CIAS(社会活動に関する管区間委員会、CONASから改称)がスペインで1994年から、コーディネートを始めている。ポルトガルやイタリアからも参加者がいる。 コーディネーター/Dario Molla Llacer SJ(ARA)。事務局/Daniel Izuzquiza SJ(TOL) ☆JCSIM(イエズス会社会・国際ミニストリ委員会)が米国とカナダで年2回、集まっている。Richard Ryscavage SJ(MAR) ☆JESA(社会活動に携わるイエズス会員)が南アジアで、年1回ほど集まっている。Joe Xavier SJ(MDU) ☆中欧・東欧の社会使徒職が1996年以来、年1回集まっている。Robin Schweiger SJ(SVN),
この文書は基本的にイエズス会員向けの文書です。内容や連絡先などに関するご質問は、当センターまでお寄せください。 |
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