【新スタッフ紹介】ヨセフ・ニャー神父

グエン タン ニャー SJ
イエズス会社会司牧センタースタッフ

  皆さん、初めまして、イエズス会司祭ヨセフ・グエン・タン・ニャーです。

  2009年にイエズス会ベトナム管区から日本へ派遣されました。名前は長くて、発音しにくいため、いつも周りの人々に「ニャーちゃん」、「ネコちゃん」だと呼ばれています。

  来日してから2年間、日本語を勉強させて頂きました。日本語は難しくて、丸2年勉強してもまだまだ足りていなかったので、栄光学園のそばにあったイエズス会修道院に移動し、日本の歴史や日本の文化などを半年くらい学びました。その後、東京のイエズス会社会司牧センターで、中間期生としてお手伝いさせて頂きました。ちなみに、中間期とは、哲学期を終わった段階で会の使徒職についての体験を得るために実修することです。中間期を終えてから、神学の勉強に進みます。

  2014年から上智大学の神学部に入学して、神学を勉強しました。2017年9月23日、司祭叙階を受けました。2018年に神学部を卒業した後、神学研究科に入り、つい最近まで学生として、平日ほぼ毎日大学に通っていました。週末に司祭として、ミサやゆるしの秘跡などの奉仕をしました。

  2020年4月から、毎週月曜日から木曜日まで社会司牧センターでの仕事をお手伝いさせて頂き、土日は聖イグナチオ教会で司祭として働くことになりました。センターでの仕事は様々ありますが、私は主に移民に関係する仕事をやらせて頂きます。今までの勉強はこれからやろうとする仕事とあまり関連性を持っていないと感じていますが、精一杯頑張りたいと思っています。日本にはここ数年、外国人の人数が急速に増えてきました。これからも増えていくと考えています。異国での生活や仕事や勉強などははるかに難しいのです。彼らのために少しでも力になれれば、幸いだと思います。

  皆さん、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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